JAEPOで exA-Arcadia現行&新作が大集結

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2023年2月10日(金)〜11日(土)に幕張メッセで開催された JAEPO(ジャパンアミューズメントエキスポ2023)にて、exA-Arcadia現行主要タイトル全部&初展示となる新作タイトルが一気に実演展示されました。年々ビデオゲームの出店比率が大幅に減少しているJAEPOの中で、約30台のキャビネット筐体全てフリープレイで実演展示を行なっていた株式会社エイコー(exA-Arcadia法人流通)のexA専用ブース「CLUB EXA in JAEPO」は、まさに往年の盛況なゲームセンターのような雰囲気。
詳細は別のメディアにお任せするとして、ここではディープなexA-Arcadiaファン向けの情報を補足して解説します。

31台の筐体に現行タイトルと新作がフル稼働!

この筐体は全て exA-Arcadia ゲームが動作しています。
ノアール筐体にはROM2本挿し、後述の新筐体「ARC-1」の1台にはROM4本挿しで稼働していたので、実際の筐体以上のタイトル数が稼働しています。(画像上段、手前左側の背面に複数挿しのノアール筐体など、右側10台は対戦台でexA本体とROMは2台で1個なので、ほぼ筐体数と同数のROMですね)

プレイアブル出展が今回初となるもの

BATSUGUN EXA LABEL

今回の新作の中では一際注目されている縦シューティング。追加要素を盛り込んだ恒例の「EXAレーベル」として、元作品に思い入れがある人にも反響は上々。
開発度50%の記載がありますが、既にかなりの完成度に見受けられます。
JAEPOバージョンでは、そのままスタートすると「EXA LABEL」、タイトル画面でレバーとボタンの組み合わせで「SPECIAL」「SPECIAL’」(SPダッシュ)「ARRANGE KIWAMI VER」の選択が可能。
元作品のSPはループ面仕様で、熟練者のプレイ時間がやや長いという特徴もありましたが、その辺を難度調整や面構成で調整するのかなど、確実な仕様は発表待ちです。

ドーナツドードードゥ!

STEAMやSwitchなどで先日発売されたばかりの、BGMが絶賛されている大人気固定画面アクション。exA-Arcadia版はステージの追加、元作曲者が手掛ける新規楽曲、2P同時プレイ、専用キービジュアルなど、納得の追加要素が盛り込まれています。日本語表記は「ドーナツドードードゥ!」と、Doがひとつ増えています。
先発のSwitch版の日本語表記は「ドーナツ・ドド」と表記ブレがあります。

ジツ・スクワッド

和風でコミカルなベルトスクロールアクション。元作品はSTEAMで販売中
コンシューマーハード向けには2023年3月に発売が予定されています。
exA-Arcadia版はよりアーケード向けに調整が行われています。

アクセルシティ2、稲歩町ダイナマイトボム!!、アルカナハート3 LMSSS!!!!!! XTEND

今回初出展の対戦格闘3本。後日各タイトル別の詳細は紹介しますので、ここでは簡単な紹介のみ。
「アクセルシティ2」、「稲歩町ダイナマイトボム!!」の2本は、2D格闘ツクール2ndで作り込まれた作品です。exA-Arcadiaで発売する際に、exA側が開発ツールの格ツク自体の基本エンジン部分の改良と大幅な拡張を行っており、64ビット環境での動作、コイン周りやデモ周りの拡充、応答遅延の改善など、格ツクユーザーであれば羨望の機能が実装された上で商品化されています。こちらは今後取材出来次第、別記事でご紹介します。
「アルカナハート3 LOVE MAX SIXSTARS !!!!!! XTEND」は独自エンジンで開発されており、元作品のSTEAM版が存在します。確定情報ではありませんが、exA-Arcadia版は特定キャラのストーリーモード実装をはじめとした追加要素が検討されているようです。こちらも詳細が分かり次第、別記事で紹介予定です。

シノルビー PINKレーベル

不覚にも画像を撮影し忘れてしまいました。後日詳細は別記事で紹介します。

新型筐体 ARC-1 参考展示

海外市場で展開中の exA-Arcadia専用筐体「ARC-1」が参考展示されています。専用筐体だけあって、低遅延液晶やボタン数など仕様が徹底しています。
32インチ1080P液晶、応答速度1ms、本体重量 約113Kg。製造と市場投入はアメリカで始まっています。
あくまで私見ですが、写真での印象以上にしっかりした作りに見受けられます。奥行きが非常に薄いため、大きさの割に設置場所を選ばないかもしれません。
2Pコンパネ、4Pコンパネの2種類で展示が行われていますが、1P専用コンパネもラインナップされています。
今回の展示は海外仕様のため、いわゆる「ナスレバー」とストロークが深いボタン構成になっています。こちらは国内展開が行われる場合は、三和やセイミツなどの製品の搭載も可能性がありそうです。ただし今回は参考展示であり、まだ具体的な国内投入予定は一切未定のようです。

その他特記事項

アカとブルー TYPE-R に関して、期間限定再販の動きがあるようです
・公式サイト「CLUB EXA in JAEPO」にて告知されている未発表タイトル2本(縦スクロールシューティング、対戦格闘)については、前述のタイトルは含まれていません

新発表タイトルについては2月11日以降の公式発表が待たれます。

2/11 13:00 補足】
exA-Arcadia公式より以下ツイートで正式発表がありました。
「デモンブライドexAGAIN」と「東方スカーレットディアブロ」は開発発表であり、今回のJAEPOではプレイアブル出展は行われていません。