2025年5月9日〜11日まで東京ビッグサイトで開催される格闘ゲームの祭典「EVO Japan2025」では、exA-Arcadiaの新製品発表が多数行われています。
本記事では現地での公開及び公式発表があり次第、記事を随時更新していきます。

新規発表タイトル
スペクトラルVSジェネレーション カオス


元ゲーム「スペクトラルVSジェネレーション」は2006年にアイディアファクトリー(開発は台湾IGS)から発売。アーケードで稼働しPS2では調整されて移植された。(国内稼働バージョンの基板はコマンド入力などに癖があるが、後期海外版の基板やPS2版では入力周りが改善されている)
本作では3つのプレイスタイルが選択可能となっている(スペクトラル/ジェネレーション/カオス)
EVOjapan2025ではプレイアブル状態での出展。
2025年内発売予定。
ザ・ランブルフィッシュ2 ネクサス


シリーズの元作品「ザ・ランブルフィッシュ」はディンプスが開発しサミーがアトミスウェーブ基板で発売したタイトル。2004年にアーケード稼働し、2005年にPS2、2023年にPS4/XboxOne/Switch/Steamに移植された。続編「ザ・ランブルフィッシュ2」は2005年にアーケードで稼働し、2012年にタイトーの配信台「NESiCAxLive」用でも稼働。2022年には家庭用機各機種用にも移植されている。
「ザ・ランブルフィッシュ2 ネクサス」は「ザ・ランブルフィッシュ2」のバージョンアップ版として、各キャラのバランス調整、レンダリング変更によるグラフィックの精細化、全キャラ標準で使用可能、トレーニングモード追加、画面比率4:3で作成され直されるなど、各所に手が入れられている。
2025年内発売予定。
よたものバトラーズ!

プレイアブル出展。元作品はSteamやSwitchなどで販売されている「Fight’N’Jokes」
exA-Arcadiaタイトルとしては比較的廉価な価格設定になる予定(予価 80,000円)。
2025年内発売予定。
羅媚斗

日本国内では1997年にEAビクターからセガサターン用として発売され、韓国では一部基板流通があった2D格闘ゲーム。元作品はカトゥーン風の2D描写が高評価され、サターン版は出荷本数の関係もあるのか現在ではプレミア化している。exA-Arcadia版はサターン版のベタ移植ではなく、各所に手が入る模様。
楽曲担当はロックマン3やファイナルファイトなど多数のゲームミュージックを手掛け、ユーチューバーとしても絶大な人気の藤田晴美(おかんp)氏
発売日未定。
以下はセガサターン版の動画。
堕落天使リベンジ

元作品「堕落天使」は1998年に彩京から発売された対戦格闘。独特でダークな雰囲気、美麗なキャラ、高水準なドット絵などで評価が高い反面、製作期間の都合か企画時に存在したキャラが未実装など、完全ではない状態でリリースされたことが知られていた。
開発中のアナウンスから長期間音沙汰がなかった本作だが、権利関係など諸々が解決したので開発再開と発表が行われた。当時資料は散逸しており一から作り直しているとのこと。元作品で未完成だった部分も当時スタッフと相談の上で開発中。
2026年発売予定。
ブレイジングストライク アナザーチャンス

家庭用機/Steamなどで発売されている「ブレイジングストライク」のアーケードバージョン。画面レンダリングや応答遅延などシステム周りが改善され、アーケード仕様に変更されている。
2025年内発売予定。
タトゥーアサシン

1994年に発売予定だった未発売タイトル。実写取り込み系バイオレンス格闘。一言で要約すると「データイーストUSA製のモータルコンバット風格闘ゲーム」。
発売時期未発表。
元基板の動画は下記参照
形意拳 ザ・マーシャルマスターズ

よみ:シンイーケン
2000年に台湾IGSが発売した2D格闘。PGM基板用のROMとしてリリースされた。
CPS3や末期ネオジオ格闘ゲームなどから強く影響を受けたと思われる美麗なグラフィックが特徴。
発売時期未発表。
元基板の動画は以下参照。
既発表タイトルの続報
アクセルシティ2 ザ・ファイナルストーム

現在稼働中「アクセルシティ2」のバージョンアップバージョン。新規キャラ10名追加。
従来の「アクセルシティ2」導入オペレーター及び個人向けに格安のアップグレードが用意される予定。
2025年夏発売予定。
ヴァンガードプリンセスR

ツクール最高峰の作品として注目を集める本作。
10人プレイアブル状態。トレーニングモード、ストーリーモード実装など、かなり完成に近づいた状態で出展されている。
発売時期未発表。
カオスコード ネメシスエクスペリメント

カオスコードの新作。前作のexA-Arcadia版「-CHAOS CODE ExactXenoAttack-」は(日本国内では初代「カオスコード」がRINGWIDE基板、続編「カオスコード ニューサインオブカタストロフィ」がNESiCAxLiveで稼働していたこともあり)海外市場向けとして展開していたが、本作は日本国内向けで正式に市場投入される。
本作はロケテも好評に終了し、発売に向けて調整が行われている。
あすか120%エクサレント

ロケテがEVO開催直前に好評に終了し、ロケテ期間中に判明した永久コンボなどが急遽修正が行われた発売前のバージョンで大会が実施された。引き続き発売に向けて調整が行われている。