怒首領蜂最大往生EXAレーベル

タイトル別

【公式情報】

型番:EXA-021
英語表記:DODONPACHI TRUE DEATH EXA LABEL
言語切替:日本語、英語、フランス語、スペイン語
ジャンル:シューティング
プレイヤー:1-2
画面: 縦(おすすめ)、横
サウンド:並木 学(オリジナル)、工藤 吉三(アレンジ)
監修:ケイブ
開発:exA-Arcadia TEAM EXA-AM2

発売日:2020年11月
価格:ROM 249,800円前後 (2022/04/05価格改定)(税込)
   exA-Arcadiaマザー本体+ROMセット 440,000円(発売当時)終売
   特別仕様本体+等身大POP付限定版 495,000円(BEEP専売/発売当時)完売


exA公式サイト
「怒首領蜂最大往生 EXAレーベル」は,2012年に株式会社ケイブからリリースされた弾幕シューティングの「怒首領蜂最大往生」をexA-Arcadiaに移植したもの。原作のアーケード版を忠実に移植した「ORIGINAL」に加え,本作独自のアレンジモード「EXA LABEL」や家庭用の移植版の独自要素をアーケード向けに逆移植した「X ARRANGE」と隠しボスの陰蜂に直接挑める「INBACHI」という4つのモードで構成されている。さらにガジェットの追加やオリジナルとアレンジのサウンドトラックが選択可能になるなどの仕様もある。(公式サイトより引用)

最新バージョン:1.2.3 (2022年11月12日確認)

公式PV https://www.youtube.com/watch?v=G1Dh1uG2S2A

【以下 本サイトによる解説】

製品仕様

ゲームエンジン:独自
応答速度
 1フレーム (Ver.1.2.0以降) リリース時のV1.1.0では2フレーム

以下参考:
XBOX360版 4-5フレーム(解像度により変動)
オリジナルJAMMA基板 2フレーム

※遅延速度は本サイトの取材調査によるものです。環境やアップデートなどで差異が出る可能性がありますので、あくまで参考数値と捉えてください。

縦画面推奨。
HD画像出力時、16:9表示の縦画面表示の場合は、4:3のメイン画面上下にガジェットが表示。
横画面の場合は左右のスペースに各種ガジェットの表示が行われる。横画面時のほうが若干情報量が多い。
ブラウン管筐体などを前提とした31KHz出力の場合、縦/横ともにガジェットは表示されない。
31KHz横画面表示の場合、メイン画面の横に選択した機体のエレメントドール全身像が表示される。

ROMキット同梱物。A1ポスターとA3インスト、ディスプレイシート、インストラクションステッカーが付属する。

概要及び登場の経緯

「怒首領蜂最大往生」はXBOX360以外に移植されることがなかった。360版を除くと、exA-Arcadia版が発売される2020年11月時点まで本作をプレイできる環境は、ゲームセンターで稼働している小数の店舗や、基板を所有する一部の人のみに限られていた。
2013年発売のXBOX360版は多彩なモードを実装し、ダウンロード販売は3千円以下と比較的廉価で継続していたものの、XBOX ONE以降の後方互換に対応しなかったことで動作環境が限られたこと、また実メディア版は中古でも2020年当時で1万円を超える相場になるなど、希少価値が発生。しかし、極一部のこだわりを持つ人々の間では、同機種版は処理落ちの箇所や、多めのフレーム遅延などオリジナル版と異なる挙動で、完全に満足できない人も見受けられた。
EXA版が発売した2020年末でも、オリジナル基板の中古相場は70万円以上と、非常に高騰していた。オリジナルの基板はPCベースではなく一般的なJAMMA基板のため、必然的に15KHz出力となり、ブラウン管筐体では映えるもののアーケード環境の液晶筐体では(液晶自体の遅延速度も含めて)不向きとなる。
それらの事情を当然のように押さえているシューティングマニアにとっては、exA-Arcadia版は以下の特徴が「刺さる」作りとなっている。

・映像をHD化
・低遅延
・元作品のオリジナルモードに加え、XBOX360版で実装されたモード&機体とキャラを実装
・EXAモードがこれまでのシリーズ系統の進化(大復活→ブラックレーベル的なシステムを踏襲)
・BGMアレンジ(オリジナルも収録)
・特定条件下でのみ出現するラスボスといきなり対決可能な「陰蜂モード」の追加


細部の監修をケイブ自身が行っていることも合わせて、ユーザーの期待に応えた作品として、exA-Arcadiaタイトルとしては、ロケーション/個人向けともに多数の出荷が行われた。

時系列

2020年
3月19日 怒首領蜂最大往生EXAレーベル プレスリリース
9月16日〜22日 タイトーHey(秋葉原)にてロケーションテスト実施
10月23日〜29日 第2回ロケテスト実施。X ARRANGEとINBACHの2モードを追加実装。
         実施店舗 タイトーHey
              群馬レジャーランド高崎駅東口店
              アミパラ 広島店
              ディノスパーク帯広
         タイトーHeyにてロケテスト映像をYouTubeでリアルタイム配信実施
11月30日 アーケード稼働開始
12月17日 個人向け販売開始
2022年
4月20日 怒首領蜂最大往生EXAレーベル Ver1.2.0 リリース
4月26日 Ver.1.2.1リリース(特定オプション項目をOFF時に一部のBGM不具合バグ修正など)
11月11日 Ver.1.2.3リリース JVSダッシュ規格に対応
       HYPERゲージ表示不具合修正
       ゲーム開始料金とコンティニュー料金設定の不具合を修正
       アトラクトデモ中にモードごとにタイトル画面表示無効機能を追加
       EXA LABELモードにてHYPERレベル4,7,10の時にSE追加
       X ARRANGEモードにてHYPERのSEを調整

フライヤーなど配布物について

メーカーから正式に配布された販促アイテムは以下の通り。

1.店舗フライヤー(2種類x各店舗&流通業者)
受注販売商品のため、個人向け販売を行う店舗では、注文書を兼ねた店舗フライヤーが配布された。
下段には受注を行う流通業者及び各店舗名が記載されている。
発売前に配布された前期版と、仕様が完全に公開された後に配布された後期版が存在する。
前期版の配布時にはオリジナルとEXAモード以外については告知されておらず、XBOX360版をベースとしたXアレンジモード(及び4体目のエレメントドール桜夜の存在)自体が伏せられていたが、さり気なく自機が4種類掲載されていたことから、この時点で仕様について正確に推察していたユーザーも観測されている。

左側の初期フライヤーでは桜夜(CV:平野綾)の存在は伏せられているが、機体が描かれている。
右側の後期フライヤーではメインビジュアルとともに情報解禁。

各店舗特典と限定版の仕様について

BEEPでは通常のexAマザー+ROMセット販売だけでなく、+5万円ほど高価な「限定版」の受注販売が行われた。限定版のexAマザーは天板部分がフルカラー印刷された仕様となっている。(キャラクターデザイン 凪良氏の手書きサインとシリアルNo.入り)
また、エレメントドールの等身大POPを4種類から一つ選択する形となっている。

限定版と通常版のROM内容は同一で、アーケード向けと個人向けでも内容の差異は一切無い。
限定版exAマザーも外観以外は通常版と性能的差異は一切ない。


KVClab.では購入特典として店舗限定ポスターを付属。こちらは限定版や初回扱いではないため、2022年2月時点でも、ROMを注文すれば入手が可能。
図柄はエレメントドール4体がエキスパート強化ドレスを着用した立ち絵のもの。
A1両面リバーシブル仕様で、表面は国内仕様、裏面は海外版ロゴ(DODONPACHI TRUE DEATH EXA LABEL)になっている。

画像はKVClab. 商品販売ページのものとなります。

各種リンク先

・元作品「怒首領蜂最大往生」
 CAVEオフィシャルサイト
 XBOX360版公式サイト
・exA版公式リリース
 exA-Arcadiaに弾幕シューティングの金字塔、ケイブ作品の『怒首領蜂最大往生 EXAレーベル』が電撃登場 (2020/03/19)
・販売サイト
  BEEP 
  KVClab.
  WGC

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