東方スカーレットディアブロ

タイトル別

「東方電幻景」に続くアーケード東方第二弾。原作「東方紅魔郷」をベースとした二次創作同人ソフト「東方幕華祭」を大幅に強化アレンジ移植したものとなる。Windows版最初の東方である元作品と比較すると、特に画面周りがモダンな雰囲気で作り直されており、プレーヤーキャラに本来はボスキャラの「パチュリー」が選択可能になっているなど、新たな追加要素で構成されている。

公式情報

型番:EXA-060
英語表記:Touhou Scarlet Diabolique Fantastica
言語切替:英語、日本語
プレイヤー人数:1
ジャンル:シューティング
画面: 縦(推奨)、横
メーカー:exA-Arcadia / 東方FDF(东方幕华祭制作组)
キービジュアル:Agatsuma Rochan
サウンド:ヨナオケイシ(アレンジ)
稼働開始日:2024年3月21日先行稼働 /個人向け販売 4月18日予定
価格:通常版 246,000円前後(オープン価格)/限定版 286,000円前後

最新バージョン Ver.1.0.0 (2024/3/21)

公式PV

商品構成

ROMカートリッジは同一だが、製品構成は通常版と限定版の2種類がある。どちらもROMカートリッジに加えA1ポスター、インスト、帯、サイドマーキー(VEWLIX筐体など用)が付属する。
限定版にはさらに180cmサイズの各プレーヤーキャラ別「のぼり4種類」、exA仕様レバーボール&ダストワッシャー、ボタンが付属する。

通常版の商品構成
限定版の商品構成

以下、本サイトによる解説

製品仕様

ゲームエンジン 独自
応答遅延 JVSダッシュ I/O使用時 2フレーム
     JVS I/O使用時 2フレーム


オリジナルSTEAM版 調査中

※遅延速度は本サイトの取材調査によるものです。環境やアップデートなどで差異が出る可能性がありますので、あくまで参考数値と捉えてください。

元作品である「東方幕華祭」からの主な変更要素は以下の通り
・ゲームエンジン刷新による応答遅延の低減
・スコアシステム、ゲームシステムの調整
・キャラ立ち絵、各オブジェクトの大幅刷新、新規追加
・縦画面モードの実装(推奨)、横画面モードでも表示情報量の増加
・新規SE&声優によるボイス追加(なおボイスは日本語のみ)
・キャラクター掛け合いなどシナリオ追加調整
・BGMは全てヨナオケイシ氏によるアレンジ楽曲に変更
その他細かな改善点多数。
画面周りはレンダリングの改良により、各オブジェクトのドット絵修正だけでなく、くっきり感が向上。キャラクターの掛け合いや声優による音声周りは特に、元作品シューティングのみならず東方キャラを熟知した上で構成されているようです。
総じて、かなりの作り込みが行われています。

ロケテスト及び更新情報


当初2023年内に発売予定と発表。
2023年
5月7日 東方Projectオンリー同人誌即売会 第二十回博麗神社例大祭(当サイト紹介記事)」にて、Ver.例大祭が初プレイアブル展示。この時点ではまだキャラ絵の多くは元作品状態のまま。
キャラクターの掛け合いセリフはロケテスト限定のメタなネタが盛り込まれた仕様。
11月12日 東方Projectオンリー同人誌即売会 第十回博麗神社秋季例大祭(当サイト紹介記事)にて、開発進行度75%でのプレイアブル展示
2024年
2月 受注受付開始
3月6日〜12日 新宿スポーツランドにてロケテスト実施。
 3月6日 Ver.0.9.0
 3月7日 Ver.0.9.1
 3月11日 Ver.0.9.5 ネームエントリー画面フォント可読性向上
 3月12日 Ver.0.9.8 営業中にロケテ最終バージョンに変更
3月21日 Ver.1.0.0 先行稼働開始
4月18日 個人向け販売納品開始予定日

ロケテスト期間中も連日バージョンアップが行われていた。バグフィクスだけでなく、プレーヤーの意見「ネームエントリーのフォントが見辛い」といった反応も即時に改修が行われている。
ロケテスト終了から製品版の発売開始までが異様に短期間なのは、マスターアップから即製造が可能なフラッシュメモリでROM供給を行うexA-Arcadiaの強みと言える。(余談ですがexA-ArcadiaのフラッシュROMカートリッジの構造は、よく言われるようなUSBメモリの低速デバイスではありません)

フライヤーなど配布物

オペレーター向けフライヤーは国内/海外共通仕様のものが用意されている。
なおバージョン違いが存在する。

販売店舗特典について

個人向け販売を行う BEEP 及び KVClab. では、両店舗共通企画の現金購入特典(アクリルフィギュア2種)、各店舗別の購入特典が設定されている。

BEEP特典(画像はBEEP Xポストより )

ゲームセンターさん、プレーヤーさんの反応

個人向け販売に向けた納期&業販について補足

アミューズメント事業者がリース及び購入で導入検討する場合は、法人向け代理店(株式会社ジーエム商事)扱い、個人向け販売代理店はBEEPKVClab. となる。
営業上の都合により法人向けと個人向け販売(4月18日発売予定)で納期が異なるが、近年では基板を個人で購入してゲームセンターに持ち込み稼働という形態も一般化しており、個人向け代理店でも(ロケーション稼働法人の確認が取れれば)納期に関しても柔軟な対応が可能とのこと。

関連項目

大元の作品に関する基礎知識(東方初心者の方向け)

東方紅魔郷

同人サークル「上海アリス幻樂団」による2002年発売のWindows用同人シューティングゲーム。東方シリーズ6作目にあたり、初のWindows用作品(それまでの5作はPC-9801シリーズ用)
プレーヤーキャラは霊夢と魔理沙の2キャラ。後年の東方で標準的になるエネミーマーカー(ボスX座標を下部に表示する機能)や低速移動時の当たり判定表示などは実装されていない。
弾幕系シューティング興隆に大きく貢献し、音楽、キャラクターを含めて今でも人気が高い作品。次作の「東方妖々夢」次次作の「東方永夜抄」を含めてキャラや世界観、システムの踏襲から「Windows版三部作」と扱われることがある。
楽曲の人気もシリーズ随一で、Extraステージボス・フランドール・スカーレットのテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」をアレンジした「最終鬼畜妹フランドール・S」や、2面ボス・チルノのテーマ曲「おてんば恋娘」のアレンジ「チルノのパーフェクトさんすう教室」など、原曲好きのみならず音ゲープレーヤーやニコニコ動画などの動画文化に詳しい方にとっても馴染み深い曲を多数排出している。

東方幕華祭

中国の同人サークル「东方幕华祭制作组(東方FDF)」が製作した東方二次創作の同人ソフト。2014年公開。公開当初は中国語版がフリーで公開され、後年日本語リソースなどを含めたSteam版が2018年に公開された。
プレーヤーキャラは、霊夢、魔理沙、早苗(東方第10弾・東方風神録5面ボス)、パチュリー(東方第6弾・東方紅魔郷4面ボス)の4キャラ。
東方二次創作作品としては原作のテイストに近い弾幕シューティング作品で、オリジナルキャラやBGM、原作以降に実装されたエネミーマーカーの実装やプレーヤーキャラの増加、独自のキャラ絵などで差別化している。

東方電幻景

exA-Arcadia(株式会社ショーミーホールディングス)が発売した exA-Arcadia専用 東方Project二次創作作品。東方FDFの「東方幕華祭 春雪篇」をリファインしexA-Arcadiaへ強化移植したもの。
続いて発売された「東方スカーレットディアブロ」のタイトルロゴの背景にゼロがあるのは、本作が「東方電幻景0」の位置付けとして、ストーリー的には前日譚となることに起因する。
原作との作品時系列での対比図は以下の通り。

 原作
  東方紅魔郷 – 東方妖々夢 – 東方永夜抄
 東方FDFによる二次創作
  東方幕華祭 – 東方幕華祭 春節篇 – ????
 exA-Arcadia(ショーミーホールディングス)による強化移植
  東方スカーレットディアブロ – 東方電幻景 – ????

※東方永夜抄に相当する東方FDFの二次創作作品は未発表だが、元作品が三部作であることや、スカーレットディアブロのエンドロールに次作を匂わす記述があることから、商業的に成功すれば続編の可能性は高いと予想される。

関連サイト

上海アリス幻樂団
exA-Arcadia「東方スカーレットディアブロ」公式サイト
STEAM「東方幕華祭」
前作「東方電幻景」(本サイト内リンク)

販売サイト
  BEEP( 限定版ROM / 通常版ROM
  KVClab.( 限定版ROM / 通常版ROM
  WGC

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